デジエット・リトリート開催①

@御岳山 2025春

· デジエット体験記

※ 御岳山でのリトリートを開催しました。
そのレポートについてまとめてみました。
ライターは山田直さんです。

3月最初の週末。暖かな晴天の中、デジエットのリトリ
ートのために御嶽山へと行ってきました。そのレポート
を、こちらで2回にわたって書かせてもらいます。

そこは東京の外れ。深い山々に囲まれた山岳信仰の聖地
であり、絶滅した日本狼を祀った武蔵御嶽神社がその中
心に居を構えて場所。その関係で、今はたくさんのワン
ちゃん達が訪れる「おいぬさま」の聖地でもあります。
 
ケーブルカーで一気に急な斜面を登ると、キーンと澄み
渡った空気が肌に心地よく差す山頂へと出る。そこには
神社の神職でもある主人が営む「宿坊」が連なる、小さ
な町がひっそりと佇んでいる。
    
泊まる宿は、その中の宿坊のひとつ「能保利」さん。
綺麗な建物の畳の大広間には、ちょうど季節の大きな
お雛様が綺麗に飾られていて、疲れた私たちを優しく
出迎てくれてます。

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このリトリートは、デジタル漬けの生活をリセットし

本来の自分自身に戻るためのもの。なのでみな、最初

スマホを預けてしまいます

 
 
そして温かな畳の上に手足を伸ばして横たわり、ダー

ん(島田啓介さん)からくつろぎの瞑想のリードを受ける

 
遠くまで移動してきた身体に、まだ追いつかないざわ

いたマインドが、少しづつだけれども、静かに落ち着

て戻っていく

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遠くは九州や海外からの参加者もいて、このリトリー
の関心の高さを感じます。デジタルとの付き合い方に
いて、みんな思うところを持って参加していることが
自己紹介の中からよく伝わってくる

僕はヨガと食べる瞑想のリードを担当し、そしてカメ
でリトリートの写真をたくさん撮った。みんなスマホ
持っていないので、必然的に五感を通して体験をしっ
りと刻み込むことになる。僕はそれを形に残す係
 
思えば今は、スマホにあらゆる機能が集約されている
め、いざスマホを手放すと、カメラも時計も手帳もす
てアナログで用意する必要が出てきます。僕は時計
忘れてきたので、正確な時間も失ってしまいました

でもそれは、「日が暮れたら家に帰る」という子供
頃のあの感覚を呼び起こすきっかけになりました。冷
く澄んだ空気に包まれた山の夕暮れは、ある意味では
計よりも正しく時を刻んでいたからです

(続く・・・)