DIGIET体験記①

第1週 Self-Awareness

· デジエット体験記

 昨年末に挑戦し、無事に達成したクラウドファンディング「デジタルデトックス・プログラムを作りたい!」。

こちらのリーターンのひとつである全5回、4週間の「デジエットグループワーク」のモニター体験が始まりました。僕もみなさんとご一緒に参加させて頂いているのですが、早速多くの気づきと効果を実感でき、驚いています。

 まず始めるのが、自分のスマートフォン使用時間と持ち上げ回数(そんなものがあるんです!)を確認し、記録するというもの。シンプルな行為ですが、これはかなりいいですね。自分とスマートフォンのベッタリ度合いが明確に数値化され、かなり嫌になります。ちょっと悔しいので、次の日からスマートフォンに触れるのを躊躇する自分がそこにいました。

 よく食事でのダイエットでは、自分の食べた物を記録する「レコーディング・ダイエット」が効果的だと聞きますが、言語や数値にすると意識化しやすいというのは、人間の特性を良く突いているなと感心します。もっぱら「感覚人間」として生きてきた自分には、特に効果的な手法だとも気づきました。まるで頭をハンマーで叩かれて、目から星が出てきたような感じです。

 2日目、3日目となるにつれて、「数値が下がってくると嬉しい」というゲーム感覚のようなものも起こります。ちょっと報酬系の喜びホルモンも出ているのではないでしょうか。そしてそれにつれて、仕事や家事の時間がとてもはかどり、かなりの集中力が戻ってきているなという実感があります。

 この勢いでデジタルデットクスを習慣化させ、滞っていた自分のブログなど、やりたいこと、自分の大切にしたいものへのエネルギーへと変換していきたいです。まだまだ始まったばかりですが、一緒に継続をサポートし合う仲間がいることが大きいですね。何事にも飽きっぽい性格の自分にとって、これが一番大きな要素となることは間違い無いです。

 「ベッタリ依存」ではなく、「お互いを尊重し活かし合う」。

そんなデジタルとの健全な関係性を築く旅は、多くの人々の「本当はそうありたい願い」を巻き込みながら、これからますます大きくなっていきそうですね。残りのプログラムも本当に楽しみです。

(山田直 Teachersスタッフ)